昔の煎じ薬はこうでした
まず、処方医or薬剤師が生薬(薬用植物)を医学書のとおり調合します。一日分を計量し、お茶パックに入れ、患者様に処方日数分、お渡しします。患者様は、毎日、1袋ずつ30分煎じて飲む、というやり方です。
皆、忙しい
昔ながらの方法は良いものですが、現代の忙しい生活に合いません。
煎じの代行とは
当院では、煎じ機を導入し、煎じの代行を行っております。顆粒製剤のように乾燥熱や破砕の刺激が加わりませんので、有効成分が壊れることがありません。効果の高い漢方薬をご自宅にお届けできます。ただしこちらの場合は、煎じの代行費用が必要となります。詳しくはこちら。
煎じ薬は、2か月が賞味期限です。エキス製剤との比較はこちら。品質につきましては、下記の大事なことをお読みください。
具体的にどうするか?
1か月分の漢方薬を計量して調合する。
水7-8L+漢方薬を煎じ機に入れる。加熱し沸騰後、弱火で30分、煎じる。
沸騰後、すぐに機械がパック詰め。雑菌が生えないように、煮沸状態でパック詰めします。
患者さま宅へ配送。佐川急便にて840円から。
大事なこと~必ずお読みください~
賞味期限について。
沸騰して殺菌後、パック詰めを行っており、賞味期限は2か月です。煎じ薬は、冷蔵庫保存をお願いしております。
3週間ほど経ちますと、煎じ液の色が濃くなり、袋の中に生薬が沈殿してくるのが分かります。沈殿物が出てきても、中身が傷んでいるわけではないので、ご安心ください。